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2017年5月号

特集:ノイズ・電磁波

2017年5月号 在庫:○

特集:ノイズ・電磁波

商品番号:2017年5月号 No.774
本体価格1,415円(税込)
特集に当たって

 AC電源で動作する電気機器は、機器自身から発生する電磁ノイズで隣接する電子機器の誤動作を発生させるほか、電源を供給するケーブルからも静電ノイズや電磁誘導ノイズを発生させ、同じように電子機器の誤動作に起因している。一旦電磁のノイズによるこのような影響が顕在化した場合、その対策には多くの労力とコストを費やさなければならない。
 最近の照明のLED化や動力設備のインバータ駆動が普及した結果、コンバータによる高調波ノイズ、インバータのスイッチング素子による高周波ノイズの対策は急務である。
 本特集はこのような電磁ノイズ対策について、ケーブルの遮へい技術、舞台電気音響設備に対する対策技術及び実際の施工現場での環境測定技術と接地方式の検討からの対策技術など、様々な面から解説しているので、今後の学習の参考になると共に実務でも活用して頂ければ幸いである。

特集に当たって
  本誌編集専門委員 林 和博,一番ケ瀬幸男,渡邉 潤
1.電磁ノイズ対策におけるケーブルの遮蔽技術
  本誌編集専門委員 一番ケ瀬幸男
2.演出空間の舞台電気音響設備に影響する電磁ノイズとその対策
  (公社)劇場演出空間技術協会 中川 堅司
3.施工現場での電磁ノイズ対策
 3-1 環境電磁波の電磁界強度測定方法
  技研興業(株) 酒井 昭彦,堀田 卓馬
 3-2 環境電磁界の測定と建物・設備における電磁ノイズ対策
  (株)トーキンEMCエンジニアリング 原田 高志
 3-3 接地方式の見直しによるノイズ抑制対策について
  (株)トーエネック 山本 達也
 
表紙:着脱式活線ケーブル誤切断防止センサKDP10((株)関電工共同開発品),三和電気計器(株)
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