2017年7月号
特集:再生可能エネルギー発電所
2017年7月号 在庫:○
特集:再生可能エネルギー発電所 商品番号:2017年7月号 No.776 |
|
特集に当たって
再生可能エネルギーとは、「エネルギー源として、永続的に利用することができるもの」として、太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、大気中の熱その他の自然界に存する熱、バイオマスが規定されている。再生可能エネルギーは、資源が枯渇せず繰り返し使え、発電時の熱利用時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素をほとんど排出しない優れたエネルギーである。我が国におけるエネルギーの供給のうち、化石燃料がその8割以上を占めており、そのほとんどが海外に依存している。化石燃料の利用に伴って発生する温室効果ガスを削減することが重要な課題となっている。このような状況の中で再生可能エネルギーの導入をなお一層進める必要がある。それでは、日本のエネルギー政策はどのように進められているのか。東日本大震災による原発事故の影響もあり、原発依存度を低減させるため、徹底した省エネルギーと再生可能エネルギーの最大限の導入拡大等を進める中で、様々な施策が実施されている。その中で課題も浮き彫りになってきている。
今回の特集では、再生可能エネルギーの課題と方向性、固定価格買取制度の制度内容、各発電所の計画から保守までを網羅した。
特集目次
特集に当たって
渡邉 潤,池田 浩貴,宇山 徹
1.エネルギー構成と今後の動向について
国立開発研究法人 産業技術総合研究所 大関 崇
2.各発電所の計画〜保守,最新技術
2-1 太陽光発電
(一社)太陽光発電協会 井上 康美
2-2 風力発電
(株)駒井ハルテック 小川 路加,細見 雅生
2-3 地熱発電
雲仙エコプロジェクトによる可搬型小型発電システムの実証実験
(一社)小浜温泉エネルギー 佐々木 裕,
アドバンス理工(株) 遠藤 聡
2-4 木質バイオマス発電
工学博士 西山 明雄
2-5 小水力発電
功刀技術士事務所 功刀 能文
表紙:さいたま赤十字病院((株)日建設計提供)
1,389円(本体1,286円+税) 送料別